国産か外国産かよりも大切なこと

ドッグフード選びで本当に見るべきポイント
ドッグフードを選ぶとき、「国産だから安心そう」「外国産はちょっと不安」そう感じたことがある方は少なくないと思います。一方で最近は、「国産=安心とは限らない」「むしろ海外産のほうが管理がしっかりしている場合もある」
という情報も広まり、何を基準に選べばいいのか分からなくなっている飼い主さんも増えています。
この回では、国産か外国産かという二択から一度離れて、本当に見るべきポイントを整理していきます。
「国産=安心」が生まれた理由
そもそも、なぜ私たちは「国産=安心」というイメージを持つようになったのでしょうか。
理由の一つは、
- 生産者との距離が近い
- 輸送距離が短い
- 日本の食品基準への信頼
といった、心理的な安心感です。
人の食品と同じように考えれば、「顔が見える」「国内で管理されている」という感覚は、自然なものです。ただしこれは“安心しやすい”という印象であって、品質そのものを保証するものではありません。
実は、海外産のほうが優れているケースもある
ここは誤解されやすい点なので、はっきり書きます。海外産=質が低いというのは、事実ではありません。
国や地域によっては、
- 飼育環境の管理基準が非常に厳しい
- 原材料のトレーサビリティが徹底されている
- 成分分析・検査体制が日本以上に細かい
といったケースも多くあります。
特にドッグフード先進国では、「どこで、何を食べて育った原材料か」「どの段階で、どんな検査をしているか」が文書で明確に管理されています。つまり、原産国だけで品質の良し悪しは判断できないというのが、現実です。
では、何を見ればいいのか?
国産・外国産というラベルよりも、次の点を確認することが重要です。
- 原材料の情報が具体的か
・「〇〇産肉類」ではなく、何の肉か、どの部位かが説明されているか
・主原料がはっきり書かれているか - 管理・検査について説明があるか
・成分分析を行っているか
・第三者機関の検査結果を公開しているか - 「なぜその原材料を使っているのか」が説明されているか
コストではなく、栄養や体への負担を考えた理由があるか
これらは、国産・外国産どちらにも共通して重要な視点です。
イヌグルマンが「国産」を強調しすぎない理由
イヌグルマンでは、「国産だから良い」「海外産だから避ける」という考え方はしていません。
大切にしているのは、
- 原材料の背景が説明できること
- 成分分析データを提示できること
- 継続して同じ品質を保てること
です。
結果として、第一主原料であるエミュー肉は佐賀県基山町のきやまファームで育てられた非常に管理の行き届いた原材料を使用していますが、それは国産だからではなく、条件を満たしていたからです。
「安心」はラベルではなく、情報から生まれる
ドッグフード選びにおいて、本当の安心は「国産」「外国産」という言葉からではなく、「どんな考えで作られているか」「どこまで情報を開示しているか」から生まれます。
ドッグフードの原材料表示は法律で義務付けられていますが『肉類』『穀類』といった曖昧な書き方も認められているのが実情です。イヌグルマンでは、原材料はすべて具体名で記載し何を使っているかがわかるように、すべての原材料を明記しています。

安心して試していただける。そんなフード作りをおこなっています。


